今日の作業は、「これは保存しない」「これは確認だけ」「ここから先には進まない」という線を、画面と説明文の両方で分かりやすくする作業だった。
NORNSS2 は、古い時代の星の動きや周期を扱うための道具だ。歴史的な計算の考え方を再現しながら、いくつかの条件を変えて見比べられるようにしている。ただし、こういう道具では、画面上で何かを選んだり試したりした時に、それが本当に保存されるのか、ただ表示されるだけなのかが分かりにくくなることがある。
今日は、その曖昧さを減らした。
前の段階では、実際に保存する仕組みへ進むための安全確認をかなり丁寧に行っていた。しかし、途中でそれ以上進めると、必要以上に重い作業になりそうだと判断した。そこで、保存に関わる部分はいったん凍結した。今日の中心は、その凍結した状態を、使う人が画面上で誤解しないように整えることだった。
まず、画面に「これは保存しない確認用の操作である」という表示をはっきり出した。さらに、長すぎて見切れそうだった表示を短くした。短くしただけで意味は変えていない。危険な保存操作につながらないことが、画面を見ただけで分かるようにした。
次に、プロファイルを選んだ時の見え方を整えた。以前は、選んだあとに別のボタンを押して内容を表示する流れだったが、今は選択を変えると内容がすぐに表示される。小さな改善だが、実際に使う時の迷いはかなり減る。
その後、編集の流れも整理した。ここでいう編集は、すぐに本物のデータを書き換えるものではない。いったん作業用の場所で確認し、内容を検査し、必要なら開いて見る、という流れになっている。そこで画面上にも、
「1 準備する」
「2 確認する」
「3 作業場所を開く」
という順番が分かるようにした。さらに、「直接保存しない」という注意も添えた。
最後に、説明書をまとめ直した。開発者向けの記録だけではなく、実際に使う人が「まず何を開くのか」「どこを確認するのか」「押してよいボタンはどれか」「やってはいけないことは何か」を追えるようにした。
地味だが、こういう土台がないと、研究用の道具は安心して育てられない。今日は、その土台を一段締め直した日だった。

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