今日の作業では、Regiomontanus Engine の方向を大きく整理した。
これまで進めていた Regiomontanus 関連の作業には、ハウス計算側に寄った部分が含まれていた。そこで今日は、まず「NORNSS2 における本来の Regiomontanus Engine とは何か」を確認し直した。
結論として、今回作るべきものは、12ハウスやカスプを出す仕組みではない。レギオモンタヌスの名で扱うべき中心は、惑星の位置、つまり地心黄経を幾何的に求めるエンジンである。離心円、エカント、周転円といった古典的な天文学モデルを使い、惑星の見かけの位置を計算する方向に戻した。
この確認により、以前の REM056〜REM122 の流れは、本来の Regiomontanus Geometric Engine ではなく、House System 側に寄った補助的・誤ルートの枝として分離することにした。これは失敗というより、名前の近さによって混線していた領域を切り分けた、という整理である。
そのうえで、今日の本作業では REG001 から REG022 まで進めた。
REG001 では、Regiomontanus Geometric Engine の isolated core を作った。ここでは本線には接続せず、惑星地心黄経を出すための幾何計算だけを独立させた。
REG002 では、計算に必要な入力パラメータの形を固定した。まだ史料の値は読まず、どのような項目を受け取るかだけを決めた。
REG003 では、上位惑星と下位惑星の扱いを分けた。土星・木星・火星と、金星・水星では計算上の組み立てが異なるため、そのルールを先に固定した。
REG004 から REG006 では、惑星別のパラメータ受け皿を作った。火星、木星、土星、金星、水星の五つについて、必要な項目を並べた。ただし、ここでも値は入れていない。史料を読んだことにもしていない。あくまで、後で値を安全に入れられる空の棚を作った段階である。
REG007 では、手入力や設計用の値を受け付けるための門番を作った。ここで重要なのは、史料由来の値と設計確認用の値を混ぜないことである。出どころがある値を勝手に入れたように見せることは禁止し、ハウス計算に戻る要求も拒否するようにした。
REG008 から REG012 では、計算結果の扱いを固定した。惑星の黄経を出しても、それを本線に流し込まず、独立した結果パケットとして保持する。これにより、計算は確認できるが、既存の本線挙動は変えない状態を保てる。
REG013 から REG015 では、史料読取に入る前の停止点を作った。ここで、PDFや表の読取、OCR、値の抽出はまだ行っていない。読みに行く前に、読取許可や記録の受け皿を確認する段階で止めている。
REG016 から REG022 では、今日の終了に向けて、安全な引き継ぎの形を整えた。史料読取へ進むかどうかを次回判断できるようにし、五惑星分の未入力登録欄、入力手順、完成度表、設計用サンプル、誤ルート分離の監査、次スレッド用の引き継ぎ情報をまとめた。
今日の大きな進展は、単にファイル数が増えたことではない。Regiomontanus という名前に引きずられて House System 側へ戻る危険を切り離し、本来の幾何演算エンジンとして再出発できる土台を作った点にある。
また、今日の作業では、史料値を読んだふりはしていない。値の抽出もしていない。検証済みの値があるようにも扱っていない。ここは重要で、今はまだ「値を入れる前の器」を作っている段階である。
本線への接続も行っていない。GUI も変更していない。既存のハウス計算にも触っていない。これにより、既存機能を壊さず、新しい Regiomontanus Geometric Engine を別ルートで育てる状態を維持できている。
次回は REG023 から始めるのが自然である。いきなり史料読取に入るのではなく、まず読取に進む条件を確認する。どの史料を、どの範囲で、どの形式で扱うかを決めてから、値の入力や照合へ進むべきである。
今日の到達点は、REG001〜REG022 までの quickcheck がすべて OK であること。作業としては、Regiomontanus Geometric Engine の本来ルートを立て直し、史料読取前の安全な停止点まで進めた、という段階で終了する。
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